台湾のハロウィン事情は・・・?
10月に入り、台湾でも徐々に涼しい季節となってきました!
10月に入ると日本の街はハロウィン一色ですよね。それでは、台湾のハロウィンはどうなのでしょうか?
日本との違いはあるのでしょうか?
今回は、台湾と日本のハロウィンについて比較し、台湾と日本でのハロウィン2023期間限定商品を紹介していきます!🎃
台湾と日本のハロウィン事情
日本では、ハロウィンは近年、「若者が友達同士で仮装し、街中をパレードのように歩く」若しくは「友達や家族にハロウィンのお菓子を作って渡す」
等のイメージがあるかと思います。
ハロウィンはそもそも日本でいつから定着したのでしょうか…?
日本では1990年代にハロウィンイベントが急激に拡大したと言われています。
始まりは1997年にディスニーランドでハロウィンの変装イベントが開催された事にあります。そこから2000年代に入り、菓子メーカーもハロウィン商品
に注目し、多くのハロウィン商品を発売しました。更に、元々コスプレ文化が存在する日本では、仮装する事に馴染みがあった上に、性格上控えめな
日本人が唯一自分自身を解放し、騒がしく楽しむことが出来る事で1つの大きなイベントへと変化していきました。
一方で、台湾のハロウィンはどのように過ごされているのでしょうか?
結論から言うと、台湾のハロウィンは日本に比べると町全体がハロウィンという雰囲気はありません。
近年は若者を中心にクラブイベントで仮装をしたり、お店ではハロウィン装飾の商品が多く販売されますが、日本のように若者が街に出て一斉に
仮装をして歩くような賑わいはありません。
台湾でハロウィンが認知されるようになったのは、仮装からではなく、アメリカのレストラン若しくはバイリンガルの幼稚園で英語を学習する
際にハロウィンを体験させるという目的から広まっていったそうです。したがって台湾ではハロウィンは主に子供向けと考えられており、
子供向けのハロウィンイベントの方が比較的多い印象です。
台湾で日本よりも周知されていない理由として、台湾にはすでに本土の鬼節「中元節」があるからだと言われています。中元節は7月にあります。
あの世の扉が開き、1か月間先祖の霊や悪い例もこの世に戻りうろつきまわると言われています。台湾人は多くのお供え物用のお菓子を友達や家族
に配ります。他にも台湾人は仮装をめんどくさいと考える人も多い、また日本よりおしゃれやファッション等の外見に興味のない人が多いという
ことも1つの原因と考えられています。
台湾と日本のハロウィン限定商品
食に関しては、日本と同じように台湾でも多くのチェーン店でハロウィン限定の商品や食べ物を毎年販売しています。
それでは、ここで実際に2023年ハロウィンの限定商品を日本と台湾で比較してみましょう!
【ミスタードーナツ】
日本
台湾
【クリスピークリームドーナツ】
日本
台湾
【スターバックス】
日本
台湾
日本
【ピザハット】
日本
台湾
日本に比べて台湾のデザインは血やひとつ目、お化け等のデザインを使用していて、可愛いよりも怖さやリアリティさを重視している傾向があるように思います。
今回は台湾と日本のハロウィンの違いと2023年期間限定商品を紹介しました!
明日はハッピーハロウィン!🎃
素敵なハロウィンをお過ごしください🤍